スイレイプニル(Sleipnir)に出会ったわけ

最近の話ではないのだろうけど、IEタブブラウザになってからというものの、「ブラウザを何にするか」という人々の意識があがってきたようにも思う。


この間実家に帰って、そこにあったパソコンに自分が滞在している期間のうちだけにSleipnirをインストして使っていたのだが、これが思いのほかに家族に好評で、実家を出るときにはアンインストするつもりだったのだがそのままにしてきてしまった。
はっきりいってうちの家族は自分以外みんなPCに詳しくない。
というか「ブラウザって何?」みたいな認知度だった。(もちろんそのときはIE使用。)
しかし、ブラウザの「戻る」ボタンを押さずに、右クリック押しっぱ→左クリックで「戻る」を活用していた自分の姿を見て家族たちはびっくりしていたらしい。
正直言って長年使ってきたブラウザが、こんなにも簡単にパソコンに触れる機会があまりない人たちに受け入れられるのは正直嬉しいと思った。


Sleipnirは上級者向けブラウザを自称している。
数年前の僕はIEの機能に物足りなくなってタブブラウザに移行しようかと考え、結局行き着いたのがこのSleipnirだった。
こんなこと言うのもなんだが最初は(上級者向けという文句に)敬遠していて、Firefox,Operaと使い、Sleipnirに戻った。
Firefoxを使っているとほぼ機能を強化するプラグインは必須になるので、それらの設定がめんどくさくなって投げてしまった。(もちろんそのプラグインが悪いわけじゃないけどね)
Operaの時はIEに依存しない機能が自分に合わずに結局離れてしまった。
そこで、最初からそこそこ(というか、かなり)の機能がありIEに依存するブラウザを探していて見つかったのがこのSleipnirだった。
はじめて使ってみた感想は「IEとほぼ同じ感覚で使えるな」といったもの。


ここではっきりと言いたい。
「上級者向け」というのはデマであると。


検索しやすいホームページや各種基本設定の使いやすさでは、他のタブブラウザの追随を許さないぶっちぎりのトップだと(過剰表現かもしれないが)思っている。
それらの点がタブブラウザなんて物を使ったことがないうちの家族を魅了した部分なんだと思うし、そこそこタブブラウザになれた自分からすればSleipnirの各種機能をがつがつ活用すればいいわけだ。
そんなわけで、僕の観点からすれば「上級者向け」ではなく「上級者も納得」なんじゃないかと思っている。


タブブラウザに慣れていない人(もうあまりいないと思うけど)や、IEよりOneStep進んだブラウザを使ってみたいという人にとってはSleipnirはばっちりのタブブラウザなのではないでしょうか。
ぜひぜひ気になった人は使ってみてくださいな。